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算定基礎届後の社会保険料は、いつの給与から変わる?

毎年7月に提出する「算定基礎届」。
この手続きによって、原則として9月分から社会保険料のもととなる「標準報酬月額」が見直されます。
「9月から社会保険料が変わるのは分かるけれど、実際にはいつの給与から変更すればいいの?」
今回は、そんな疑問について簡単にご説明します。

9月分から標準報酬月額が変わります

算定基礎届によって決まった標準報酬月額は、原則として9月から翌年8月まで適用されます。
ただし、ここで注意したいのが、9月分の社会保険料を、いつ支給する給与から控除するのかという点です。
給与の締め日や支給日によって、実際に新しい保険料を給与計算へ反映するタイミングが変わってきます。

新しい社会保険料が給与に反映されるタイミング

社会保険料は「9月分から変更」となりますが、実際に新しい保険料を給与から控除するタイミングは、会社によって異なります。
これは、給与の締め日・支給日だけでなく、社会保険料を当月の給与から控除するのか、翌月の給与から控除するのかによって決まるためです。
例えば、社会保険料を「翌月徴収」としている会社の場合、9月分の社会保険料は10月に支給する給与から控除します。

例1:月末締め・翌月10日払い

8月31日締め・9月10日支給の給与では、8月分の社会保険料を控除します。
その次の9月30日締め・10月10日支給の給与では、9月分の社会保険料を控除するため、この10月10日支給の給与から改定後の保険料が反映されます。

例2:15日締め・当月25日払い

9月15日締め・9月25日支給の給与であっても、社会保険料を翌月徴収としている場合は、9月分の保険料はまだ控除しません。
9月分の社会保険料は、10月15日締め・10月25日支給の給与から控除することになります。

例3:月末締め・当月25日払い

一方、社会保険料を「当月徴収」としている会社では、9月分の社会保険料を9月支給の給与から控除します。
この場合、9月25日支給の給与から改定後の保険料が反映されることになります。
このように、同じ「9月分の社会保険料」であっても、給与の支給日や社会保険料の控除方法によって、実際に給与へ反映される時期が変わります。
そのため、9月・10月の給与計算では、単に「9月から変更」と考えるのではなく、自社では何月分の社会保険料を、どの給与から控除しているのかを確認することが大切です。

「保険料が変わらない」場合もあります

算定基礎届を提出したからといって、必ず社会保険料が変わるわけではありません。
標準報酬月額がこれまでと同じであれば、社会保険料も変わりません。
また、給与計算ソフトを利用している場合は、改定後の標準報酬月額が正しく登録されているか確認しておくと安心です。

まとめ

算定基礎届による標準報酬月額は、原則として9月から翌年8月まで適用されます。
ただし、実際に新しい社会保険料を給与から控除する時期は、会社の締め日・支給日や社会保険料の徴収方法によって異なります。
9月・10月の給与計算では、
「何月分の社会保険料を、いつ支給する給与から控除するのか」
を確認して、変更漏れや控除月の間違いがないように注意しましょう。

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